大学生の日常

考えていることをつらつらと。無宗教です。

こんな大学生は嫌だ



・坂がある大学なのにヒールで登校してくる女。
しかも先が尖ってるめのやつ。だいたいイブサンローランのリップを持っている。


・サークル内でイチャイチャしだすカップル
だいたいインキャ。周りに見せつけることがステータスだと勘違いしてる。高校生まで恋愛経験をしてこなかった男女に多い。


・新歓で自分が一番可愛がられない学年になったことを受け入れられない二回生の女
新入生を心から可愛がれない。だいたいリネン生地のワンピースとか着てる。よくよく聞けば一回生の序盤から先輩と付き合いだし、サークル内の恋愛を引っ掻き回してる。


・全女子に「かわいい〜」っていう女
自分よりインキャな女を特に褒める。しかし、一番可愛がられたいのは自分。年上の男に媚びるのが大得意。色んな種類のベレー帽を持っている。


・夏休みの2ヶ月間ヨーロッパに留学する女
留学中はインスタでヨーロッパ生活を自慢しまくる。やたらと綺麗な写真を撮る。
そして締めには「あっという間に留学終わっちゃった!最後にクラスのみんなで撮った写真。Thank you for everyone.」


・就活のために部活に入るやつら
卓球部に多い。(自分調べ)そんなにスポーツがやりたいわけではないので室内競技を選ぶ。なおシングルスで全国に行くやつはいない。


・留年を重ねる男
一度留年したらなかなか起動修正ができない。同学年は社会人になり、後輩にもどんどん抜かされていく。しかし危機感はない。なんとかなると思っている。バイト掛け持ちしがち。サークルに入り浸るため、年下と仲良くなるのがうまい。


・会社に馴染めない先輩
社会人になってもサークルの飲み会によく顔を出す。うまい話もできないのに喋りたがる。喋るとやはり面白くない。ツイ廃が多く、アカウントを使い分けている。だいたいアカウント名が誰かわからないような名前。


・就活に失敗し、公務員を目指やつ
コミュ障で就活を失敗してしまったものの、変に学歴があるため結果に納得できず一年かけて公務員を目指す。中堅大学に多い。最初は体裁を気にして大人しくしているが、だんだん色んな飲み会に顔を出し、コミュ障を振りまく。


・一回生のうちだけ飲み会にめっちゃくるやつ
もちろん奢られることが目的。親睦目的で来ていないので無鉄砲な発言が多い。二回生になるとバイトがあるといってこなくなる。


・全然サークルに来ないのにたまに顔を出して自己主張する女
サークルのいいところをふんだんに利用している。周りも普通に受け入れるため、サークルに来た時のアピールがすごい。無駄に一回生の顔と名前を覚えたがる。また新歓だけ異様に参加率が高い。


・メンヘラをアイデンティティーにする女
ほぼ毎日「今日も生きてる偉い」とツイート。飲み会でもそのメンヘラが隠しきれず、後輩までもが気を遣うレベル。しかしむしろメンヘラが受け入れられていると勘違いしている。急にネットで知り合った男と遠距離恋愛を始める。

りんご


かじればジューシーな甘さが口いっぱいに広がるりんご。
誰もが好きだという真っ赤なりんご。


見た目が美しく味も素晴らしいりんごは古代から少し危険な果実として扱われています。


例えば、旧約聖書の創世記。りんごは禁断の果実として描かれています。
エバは蛇にそそのかされて知恵の樹木からりんごをとって食べてしまい、神からエデンの園を追放されてしまいます。


例えば、ギリシア神話の「エリスのりんご」。
人口を減らすために戦争を起こそうと考えたゼウスは、争いの神であるエリスだけに結婚式の招待状が届かないように仕向け、怒ったエリスは「最も美しい人へ」りんごを送ります。
三美神は誰がそのりんごを受け取るかで争い、地上で最も美しいと言われていたパリスにその判断を仰ぎます。これが「トロイヤ戦争」の発端になります。


こちらがラファエロが書いた「三美神」
(マドリードのプラド美術館貯蔵)
三人ともりんごを持っています。


また私たちもりんごといえばあの物語を思い出すのではないでしょうか。
そう、「白雪姫」です。
魔女の毒りんごを食べてしまった白雪姫は永遠の眠りにつきます。


このようにりんごは魅惑的で危険な食べ物として扱われてきました。
これからスーパーに山盛りにされた真っ赤なりんごを見た時、もうただのりんごには見えないかもしれません。

読書


『旧約聖書を知っていますか』阿刀田高著
を読んでから何だか読書にはまってしまいました。


ダウィンチコードに引き続き、『ギリシア神話を知っていますか』を読みました。
こちらもとても読み応えがあり、自分の脳にシワが何本もできた感覚です。


本を読む習慣は今までほぼなかったんですけど、最近になって読書の面白さがわかってきました。
誰かがラインの一言で「Books make my life lich」と書いていたんですよ。
何だかいきってるなあ〜
と思ったものでしたが、今ならなるほどと思います。


本を読んでいると、今までふわふわ浮いていた知識が結びついて、自分の知らなかった世界が根を張って広がっていく感覚にとても興奮します。


一方で、悔しい気持ちもあります。作者と圧倒的な知識量の差を感じるからです。
この人は、きっと若いときから教養を身につけていたんだなあと思うと、何も考えずに言葉だけを丸暗記していた自分がただただ平凡で悲しいです。


今回はギリシア神話について学んだわけですが、中でも印象的だったのは「トロイヤ戦争」です。ギリシアとトロイヤの10年にもわたる戦争です。
ここで活躍する「アキレス」は、かかとに弱点を持っており、そこがアキレス腱の語源になっていることは有名ですよね。


高校時代、世界史の授業で「トロイヤ戦争」の映画を見せられたことを思い出しました。
アキレスをブラッドピッドが演じていたことをとてもよく覚えています。


あの時は、世界史の先生が内心ドヤ顔で映画を私たちに見せている気がして何だか気に食わなかったものです。


しかし、改めてギリシア神話について読んでいると、意識はまだ人類が出来たての時に飛んでいき、その時の出来事を身にしみて理解できた気がしました。


またギリシア神話の何が面白いかって、現代にも影響を与えている部分が多くあることですよね。本のプロローグとエピローグの語源はギリシアの神の名前であることは本当に面白いなと思いました。はるか昔のことが2000年以上経った今にも影響を残していることはロマンですね。


ギリシア神話は多くの美術家の創作意欲を掻き立てていて、多くの作品がヨーロッパにあります。今とてつもなくイタリアとフランスに行って美術品を眺めたいです。
イタリアにあるアポロンとダフネの彫刻が見たい!